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筋・筋膜1浅層フロントライン

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2020年11月5日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年9月13日

2020.11.15追記 

姿勢の崩れから筋・筋膜の影響で将来的に腰痛やスマホ首へ


最近、よく筋膜という言葉を耳にします。

筋膜リリースを前面に押しているところもあるくらい、馴染み深い言葉になりつつあります。


でも実際、

筋・筋膜をケアするとどういいのか?

何が変わるのか?

何に効果があるのか?


それについて今回からラインに分けて少しお勉強。


まず、筋肉は筋膜網の中で機能的に統合されて全身に作用しています。


その全身に張り巡らされたラインとして、人体の姿勢と運動に関してよく用いられる筋・筋膜ラインは12ほど

今回はそのひとつ浅層フロントライン(SFL:Superficial Front Line)について


浅層フロントラインSFL
ムービングボディより

ラインとしては図のように

・足の先端(背側面)

・脛の前面

・太もも前面(大腿直筋)

・腹筋

・胸の前面

・頚(胸鎖乳突筋)

・後頭部







この図を見るとつま先から骨盤、骨盤から頭という2つの部位に分かれているように見えます。

実際にはどのような姿勢にあるかによって影響する範囲がどこまでなのかが異なってきます。

症状を改善するためには、それぞれがどのように影響しあっているのか?

を考えることが重要になってきます。


・SFLでは下位レベルから上位レベルを引き下げ始めると障害が多くなる


このラインを見ると色々と思い浮かんでくる。


腰痛だと

寝ている時に痛くなるのか?

座っている時に痛くなるのか?

立っている時に痛くなるのか?


このラインが症状に影響を及ぼしているとしたら、それを頭に入れて治療に当たらないと元に戻りやすいだろう・・・

特に長年の腰痛を患っている人ならなおさら(庇って生活しているので)

このラインが縮こまっていることでしょう


例えば、長時間立っている時に腰痛になる人なら、

どのような立ち方なのか?膝を少し曲げた立ち方・歩き方をしているとこのラインの太ももの筋肉は常に収縮された状態で短縮を起こして硬くなっているはず。

➡この状態で真っ直ぐ立とうとしても太ももの筋肉が骨盤を下に引っ張ってしまっているので腰が反りすぎてしまう

➡長時間になってくると腰痛が出現してくる

➡足の前面の筋・筋膜ラインの治療も行わないといけないだろう・・

と想像できる


足の筋が短縮すると上位レベルの骨盤を引っ張り始める

そのままでは前に倒れるために腰を反ってバランスを保とうとする など・・



このラインSFLが全体的に縮んだことを想像すると

座ってパソコンやスマホを操作している際によく目にする

ストレートネック・スマホ首といわれる姿勢が見えてくる。

腹筋が縮み ➡ 円背になり

首が縮み  ➡ 頭が前に出て

後頭部が縮み ➡ 首を過伸展させて、顎を突き上げる

この姿勢はまさにスマホ首

このあたりからも治療、トレーニングのヒントとなる。


ただ単に症状が出ているところの硬くなっている場所を揉んだらすべて解決するか?というと

このラインの話からするとそうとも限らず、長期的な目で見ると色々と関連しているのですぐに元に戻るだろうと容易に想像がつく。


・太ももの外側(TFL) ➡ 内腹斜筋への機械的接続

・太ももの内側(縫工筋) ➡ 外腹斜筋へ

・太もも前面(大腿直筋)の内側 ➡ 腸骨筋へ


膝の痛みを考えたときにも

上記のつながりから何か治療のヒントとなる。

膝だから膝周囲だけしか見ていないと・・・元に戻りやすいかも



今、何を目的にその施術・トレーニングをしていますか?


『Conditioning Space K』ではそのあたりをしっかりと共に理解していただきながらサポートしていきたいと思っています。


同じ動作を理解して行うのと理解せずに格好だけマネするのとでは効果は歴然。

同じことを同じ時間行うのであれば、効果が高いことをしたいですよね。


限りある時間を無駄にしないため

当施設をご利用いただける皆様が少しでも満足いただき

よりよい生活を送れるよう

ともに自分史上最高の身体を目指しましょう!

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